バリアフリー研究会の最近のブログ記事

身障者スポーツ大会

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第3回広島県障害者陸上競技大会
5月10日、きれいに晴れた青空の下、新緑に囲まれた、東広島運動公園陸上競技場で、第9回全国障害者スポーツ大会の広島県代表選手選考会兼ねたスポーツ大会が開かれました。
多くの参加者が、走り、投げ、飛び、と各種競技に汗を流しました。
正午過ぎには29度を記録する暑さになりましたが、選手は自分の持つ記録更新に、また、県代表の記録を目指して、力一杯の競技をしていました。

バリ研チェック

驚きです!広の町もバリアフリーが進んでいます
私が、いつも利用しているスーパーとホームセンターが、ハートビル法の基準に沿った建築物でした。車いすでも利用しやすい店だと思って利用していました。

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ハートビル法のマークが、しっかりと貼られています。

ユーホー(ホームセンター)広店

入口の右側

入口正面には、車いす用の駐車場もあります。





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ユーホーの隣にあるフレスタ(スーパー)広店入り口にある、車いす用駐車場です。

フレスタでは、買い物中に「入口近くに障害を持っている方のために、駐車場を設けています、一般の方のご利用は、ご遠慮うください」といった内容の放送を、聞くことがあります。
店の方も、気を使ってくれています。

ただ残念なことには、一般の方の理解を得るまでには至らず、時として一般の方が駐車していることが多いですね。


店内に入った右側に多目的トイレがあります。残念ながらオストミーの方対応ではありません。下の写真と同じようなタイプです。

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ユーホーのトイレ。
多目的トイレになっています、いつもきれいに保たれており、気持ちよく使用させてもらえます。
残念なことに、オストミーの方対応ではありません。
広駅と仁方トンネルの丁度中間あたりです。R185から約100m位北側に入ったところです。
この近くに、最近マックスバリューの店舗が開店していますので、近々覗いてみようと思います。
また、報告します。

バリアフリーチェック

DSCF0813.JPG最近(1月、2月)と江田島市で竹細工作品の展示をさせていただくことになり、呉中央桟橋~小用桟橋間のフェリーを度々利用することになった。 時間的には20分くらいなので車から降りることもなく運転席で、ちょっと横になっていたので、最初は気がつかなかったが3回目だったか、何の気なしに船内を見ていると、シルバー席の字が目に入った。家内も一緒だったのでチェックしてもらった。
入口にスロープが設置されている。


呉・小用、両桟橋共車いすで通行できるようにスロープが設置されており、これなら車いすでも十分利用できるなと、バリアフリーの気配りにありがたい気がした。




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部屋の中側にもスロープがある

morikatu個人活動

今まで、こつこつと続けてきた個人の活動が、バリアフリー研究会設立、その後の活動につながっているのだと思っています。

住みやすい社会を作るために、できればこれからも頑張りたいと思う。

個人での主な活動を整理してみました。


平成年 項目 場所 内容 人数 対象
    体験学習 呉市立二河中学校 車いす体験・講話   2年生
    体験学習 呉市昭和中央小学校 車いす体験・講話   4年生
    体験学習 呉市立白岳中学校     1年生
    体験学習 呉市立中央中学校     1年生
3 10 体験学習 呉市昭和中央小学校 車いす体験・講話   6年生
9 1 体験学習 呉市両城小学校     小学生
10 6 体験学習 呉市立東畑中学校     1年生
11 11 体験学習 呉市立東畑中学校     1年生
12 1 体験学習 呉市横路小学校 苦しいことから逃げ出さないで   4年生
12 6 シンポジウム 広島大学 障害者スポーツ指導の現状と課題 50 大学教授他
12 11 講演 広島市宇品東小学校 潜在能力・チャレンジ   6年生
12 12 講演 呉私立警固屋小学校 障害者のチャレンジ生活   1~6年生
13 6 講演 広大総合科学ゼミ   15 学生
13 7 体験学習 呉市立二河小学校 車いす体験・ボランティア活動講話 50 五番町小、二河小・中
14 1 パネラー 広島市国際青年会館 交通バリアフリー推進セミナー 94 交通エコロジー・モビリティ
14 2 体験学習 二川公民館 車椅子体験   中学1年生
14 2 体験学習 昭和中央小学校 車椅子体験   小学生
14 2 体験学習 昭和白岳小学校 車椅子体験   小学生
             
14 6 体験学習 呉市宮原小学校 ちょっと勇気を出して挑戦しよう   小学生
14 3 講演 みさかじ小学校 車椅子での生活   小学生
14 3 体験学習 片山中学校 車椅子体験   中学生
14 6 講演 広大総合科学ゼミ   18 学生
14 7 講演 ビューポートくれ 一人の情熱が社会を変える 100 要約筆記ボランティア
14 12 講演 呉市立宮原中学校 車いすと共に生きる 300 中学生・PTA
15 1 講演 安浦社協 障害の受容と共感 20 一般
15 2 講演 呉市山の手会館 障害者の社会参加 60 一般
15 5 講演 呉市商工会議所 障害者の就業について 100 企業の管理職他
15 6 講演 広大総合科学ゼミ 心のバリアフリー 20 学生
15 7 講義 呉市身障センター 呉市における障害福祉の現状 20 一般
15 9 講演 広島市牛田小学校 感動する心、努力すること。   4年生
15 10 体験学習 呉市宮原小学校     5年生
15 11 講習会 国交省松江国道事務所 市民参加の交通バリアフリー法推進について 100 自治体、国道事務所職員
15 6 体験学習 呉市立東畑中学校     1年生
16 2 講演 広島県呉地域事務所 人権問題講演会 350 県職員、その他関係者
17 2 体験学習 呉市立宮原中学校 車椅子介助 80 1年生
17 2 体験学習 呉市立宮原中学校 校内のバリアフリー調査 80 1年生
17 9 生き方学習 五番町小学校 自分がどのように生きているか 70 5年生(二河小を含む)
17 11 講演 呉うるめライオンズクラブ バリアフリーのまちづくり 30 一般
17 11 体験学習 五番町小学校 市内バリアフリー調査 50 5年生
17 12 講演 呉市立呉高等学校 人権教育講演会 470 1,2,3年生・教職員
18 2 体験学習 呉市立宮原中学校 車椅子体験学習 80 1年生・教職員
18 2 講演 呉商業高等学校 人権教育講演会(大分マラソン) 160 2年生・教職員
18 7 講演 広大総合科学ゼミ 広島の障害者スポーツの歴史 30 学生
18 - - - - - -
18 8 パネラー 福祉のまちづくり学会 海島、傾斜地を抱えた地域のまちづくり 100 一般
18 10 生き方学習 五番町小学校 車いすで30年生きてきて 70 5年生(二河小を含む)
18 10 体験学習 庚午小学校 車いすマラソン 80 4年生
18 12 パネラー 呉大学呉駅キャンパス 住みよいまちづくりを目指して 50 一般
19 6 講演 広大総合科学ゼミ スポーツと障害者の社会参加について 20 学生
20 5 講演 広大総合科学ゼミ 障害者スポーツの魅力 20 学生
20 9 講演 牛田小学校 バリアフリーについて 159 5年生

久しぶりに胸燃える

広島空港の送迎デッキが改修され、車いすの自分にも 視界が広がっていた!!!

脊髄損傷で人生のどん底に落ち込み、死ぬことしか考えていなかったときに、車いすマラソンと出会い、生き返ってトレーニングに励みその成果として、北は北海道から南は沖縄まで色々なところから招待されて、「生きていて頑張ってよかった 」を実感しているときの思い出です。

初めての飛行は今の空港ではなく、西飛行場からでしたが浮き上がった瞬間の、あの感じは今でも鮮明に覚えています。

車いすの生活でも空を飛べる。すごい感動でした!

当時は車いすで飛行機に乗る人も少なかったでしょうし、ましてや車いすマラソンとなると、本当に珍しい存在だったと思います。

当時はスチュワーデスと呼んでいました。我々の時代はこの女性と話をすることなどほとんどできない「高嶺の花」でした。こんな彼女たちから親しく声をかけてもらい、励ましのサインまでもらって、生きていてよかったと心底感じたことでした。

「いごっそうにも」こんな過去があったのだと自覚したひと時でした。

障害を持った人たちが、希望を持って生きていける社会を作りたいと、多くの人たちの助けを受けながら活動してきましたが、

歳のせいかマンネリになりかけていました。

「いごっそう」67歳、もういちど気合を入れなおそうと思った一日になった。

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広島空港・JALの離陸したところです。

今日は(2月9日)バリアフリー研究会で、広島空港から・呉への車での移動ルートの調査を行った。

まずは、広島空港のBF(バリアフリー)チェックで、送迎デッキに出てみました。なんと昨年来たときと一変して、車いすでも飛行機の離発着がはっきり見えるように改修されているではありませんか!

粋な計らいに感動・・・・・

もう少し早くやってもらっていれば、孫と一緒に度々ここに来たときに、孫の喜ぶ顔が見えたのにと少々残念な思いも頭に浮かんでしまいました。

それ以上に自分の胸を暑くした想いが湧き上がりました。

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同乗したスチュワーデスの皆さんからいただいた、サイン入りの絵葉書です。

年甲斐もなく大事にしまっています。

この頃の情熱をもう一度思い返し、ユニバーサルデザインのまちづくりに取り組めるか? 

R185みちばた会議に参加

1月31日「みたばた道標検討会議」呉市ワークショップに参加しました。

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今回は、安浦での開催という事でもあり、また呉市まちづくりサポーターの山田さんが、フィールドワークの案内をしてくださるということもあって、 寒さに弱い、我輩ではありますが、意を決して参加を決めました。

天気予報は、雨が残り寒いとあり心配しましたが、幸い雨が上がってくれましたので、しっかり厚着をしていきました。

午前中は、安浦を、心底愛している山田さんの思いが伝わってくる案内で、安浦公民館・安浦駅・太子堂・山広美工・武智丸・牡蠣打ち場、というコースでのフィールドワーク。

2月1日の中国新聞、呉・東広島版で、国道185号沿いの観光資源を見直して地域活性化に生かす・・・・と紹介されています。

バリ研の私としては、この次でもいいから「バリアフリーの」とか「ユニバーサルデザインの」地域づくりを目指して、とか入れてほしかったのですが、わたしの力不足はいかんともしがたく、そのかけらも入れてもらうことができませんでした。

アピールできなかった自分を責めるばかりです。ト・ホ・ホホ・・・目に涙

それでも、自分なりにバリアフリーチェックはしてきました。

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安浦の公民館を出て安浦駅方面です

歩道スペースは確保されていますが

車道側に傾斜がきついところがあり

車いすでは危険箇所多発、車いす30年の自分でも危険を感じる。

フィールドワーク出発から、少々不安・・・
 
 

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安浦駅前は歩道スペースはしっかりありました。

駅は残念ながら車いすでは上り下りのホームの移動ができません。車いすで利用できるトイレなし。


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安浦の駅前から武智丸の保存されている、いや!現在でも防波堤として役目を果している建造物の前を通り過ぎて、瀬戸内の冬の「カキ」打ち場までやってきました。

一番忙しい最中、カキ打ち場のお兄さんが、笑顔で、殻つきのカキを焼いてくれました。

瀬戸内の海の風に、磯の香りを漂わせて、カキの殻がプシュ・プシュとはじけるさまを見ていると

、しあわせ・・・・早く食べたいという気分に駆られます。

焼きたてのカキは美味しかった。

お兄さんありがとう・・・・  

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寒い中のフィールドワークでしたが、同行した皆さん、車いすの私に気を使ってくれて、中には戸惑っていた方もいたように感じましたが、車いすの人の大変さも感じていただいたかな?という、ひと時でした。

皆さん、それぞれに地域の活性化、まちづくりに情熱を燃やしている方々で、午後のワークショップでは、活発なアイデアが途切れなく出されていました。

今日私の感じたことは、こうした機会にバリアフリー・ユニバーサルデザイン等の考え方を、違和感なく、自然に取り入れていく雰囲気を作っていくのが、バリ研メンバーの役目ではないか、と感じたしだいです。

バリ研調査としては、車道の割には歩道のスペースが取られているな、残念なことには車いすで通行するには危険が多すぎる、(横に傾斜している場所が多い)という印象でした。

機会を見つけて改善の提案をしていきたいと思います。

風景はいいし、カキは美味しいし、いいところいっぱいの、安浦の一日でした。

書ききれないところがたくさんあります。

また書きますね!

バリ研活動記録

バリアフリー研究会の活動記録

バリ研では住んでよかった、本当に住みやすい「まち」を作るために、色々な活動をしてきました。

主なものを記載してみます。次の映像は、まちのバリアフリー調査結果をまとめたマップです。

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マップコンテストで高い評価を受けました。

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 次は、「まち」の調査風景です。

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子供たちと一緒に「まち」のバリアフリー調査風景です。

ボランティアの勉強もかねています。


★★★ 活動記録 ★★★

バリアフリー研究会活動実績 2000年11月~


2000年11月

交通バリアフリー法の施行をきっかけに発足

2000年12月~2001年3月

『みちづくりフォーラム実行委員会』主催『やさしさマッププロジェクト』に参加

車いす、ベビーカーを活用しながら、まちの中の良い事例を積極的に探し、マップを作成

2001年5月

呉市より、電動スクーターミュースターを貸与される。

2001年7月

『みんなにやさしい商店街づくり研究会』開催。講師:加藤博さん

2001年8月

呉市市民生活課主催『キッズボランティアスクール』に参加

2001年11月~12月

『みんなが楽しめる公園づくり研究会』開催

すべての人にやさしい環境整備、サービスの実施を目指し、電動スクーターの活用策等の検討を行うため、公園利用者、市民の参加を得て研究会を開催

2001年11月~12月

呉市荒神町小学校・本通小学校のボランティアの授業に参加

2002年1月~3月

~第5回ひろしま道づくりフォーラム~『みんなにやさしいバス研究会』開催

小学生、市民と呉市営バスの職員とともに、低床バス路線のバス停のバリアフリー化調査やバス停の構造について検討するため、研究会を開催

2002年3月

~第5回ひろしま道づくりフォーラム~『プロジェクト報告会』開催(つばき会館参加者80人)

バリアフリー研究会の活動報告を行うとともに、各種福祉団体や行政とでパネルディスカッションを行った。

広島国道工事事務所などの道路管理者と市民との意見交換会を行った。

2002年5月~

バリアフリーマップ作成のための調査活動(呉市中央地区)
呉市車椅子九嶺クラブのガイドブック作成に参加

2002年11月13日

バリアフリーについて市民啓発活動の実施

呉駅周辺において県警、交通安全協会、国土交通省中国地方整備局、呉市、荒神町小学校、両城中学校のみんなと心のバリアフリー推進活動をしました!(視覚障害者誘導ブロック上に啓発シール貼り付け、呉駅周辺の歩行者などにアンケートを実施し、エレベーター等施設の設置によるバリアフリー化効果の検証、違法駐輪禁止の呼びかけやバリアフリーの啓発を目的とした内容のチラシを配布。

 

2003年3月15日

~第6回ひろしま道づくりフォーラム~『プロジェクト報告会』開催

(つばき会館小学生、中学生参加)

2003年5月

ハーティマップ中央地区版完成しました!

2003年7月~

ハーティマップ広・阿賀地区の制作実行委員会開催

広・阿賀地区の調査活動実施

2003年9月

障害者ふれあいランドのチラシ配布とバリ研パネル展示をおこないました

2004年2月

ハーティマップ広・阿賀地区版完成しました!

まちみちのバリアフリー研究会開催

(つばき会館90人参加)

2004年6月

青年学生ボランティア文化フェスティバルに参加しました

2004年6月~

観光スポットのバリアフリーチェック

和庄小学校3年生と一緒に、入船山記念館の調査(2004.6)

坪内小学校4年生と一緒に、アレイからすこじまの調査(2004.11)

警固屋小学校5年生と一緒に、音頭の瀬戸公園調査

長迫小学校4年生と一緒に、長迫公園調査

2005年3月

バリアフリー学習発表会&映画の上映会開催

和庄小学校・坪内小学校・警固屋小学校・長迫小学校の学習発表

伊能忠敬(日本地図作成)(市民会館参加者400人)

2005年9月

生き方学習に参加

五番町小学校、二河小学校、5年生

バリアフリー調査

五番町小学校(呉駅、大和ミュウジアム周辺)

2005年11月

バリアフリープロジェクト報告会

バリアフリー調査の発表(五番町小学校5年生)

バリアフリーに関するQ&A

( ボランティア団体代表、九嶺クラブ代表、バリアフリー研究会代表、>呉市職員を回答者とする )

2006年3月

蒲刈、下蒲刈観光スポットバリアフリー調査発表

(大和ミュウジアム会議室参加者150人)

2007年8月~

まちづくりワークショップ

呉を訪れる人が呉のまちの目的地まで、どのような経路で、どのような行動で訪れるかを調査し体験する(2007.8)

ゲストに笑顔と思い出を・くれにくる、ワークショップ(2007.9)

中国地方整備局のHP(ユニバーサルデザイン)でバリアフリー研究会の生い立ちと活動が紹介されていましたので、転載させていただきます。

市民協働先駆けとしても多くの注目を集めました。

【参照】http://www.cgr.mlit.go.jp/universal/pdf/02_13kureshi.pdf

【参照】http://www.pref.hiroshima.lg.jp/www/contents/1170737340647/files/zirei_all.pdf

9.ユニバーサルデザイン先行事例

13.広島県呉市住民・行政が連携し、積極的にバリアフリー整備に取り組んでいる事例

■背景

呉市は全国的にも高齢化率が高く、この問題に対して解決策が早くから求められていた。また、呉市の玄関口ともいえるJR呉駅では、周辺施設までの移動経路に障害が多く利用しにくいという問題も住民等から挙がっていた。そのような時期に交通バリアフリー法が公布、施行されたこともあり、それをきっかけとして住民参加のまちづくりが始まることとなった。

■経緯

(図省略)

■特徴

【1】第4回ひろこく道づくりフォーラム「やさしさマッププロジェクト」の実施

「ひろしま道づくりフォーラム」(国交省・広島県・広島市主催)のプロジェクトの一環として、呉市中心市街地を対象地区として、ワークショップや現地点検等が実施された。議会でも質問が出ていた、誰もが利用しやすい「バリアフリーのまちづくり」の具体的な取り組みを検討していた市は、呉市においての現状を把握するため、市民や福祉団体と協力してプロジェクトに参加することとした。

<目的>

広島のまち・道づくりについて周辺住民や道路利用者、行政が一緒に考えることを目的としている。

<参加者>

車いす使用者、視覚障害者、聴覚障害者、老人等約30 名

<概要>

実施 期日 内容
第1回
平成12 年12 月3日
13:30~16:30
<講演>「まちのバリアフリー、そしてユニバーサルデザイン」/白石正明氏
<座談会>「呉市におけるやさしいまちづくり」/白石氏、呉市活動団体関係者
<グループ討議>グループに分かれて感想や次回のワークショップに向けたポイントを確認する
第2回 平成13 年1 月21日
13:30~16:30
<まちを点検してみよう!>市民や商店街関係者が参加して、街の点検活動を行う。インスタントシニア、電動スクーター、車いす、ベビーカー等を利用してまち歩いた。優良
事例や危険なところをチェックした。点検後、マップにチェックしてハード・ソフト両面からの優良ヶ所と問題ヶ所の抽出を行った。
第3回 平成13 年1 月28日
13:30~16:30
<まちのやさしさマップを描こう!>第2回の点検活動の結果から「まちのやさしさ
マップ」を作成した。また、表彰したいやさしい事例は表彰マークをつけた。
第4回 平成13年2 月18日
13:00~16:30

<まちのやさしさマップ発表会・優良事例表彰式>「まちのやさしさマップ」を呉市民に発表し、優良事例の表彰式を行った。

<効果>

呉市の現状を市民や行政が把握することで、今後の道づくりやまちづくり参考になる"やさしい事例(バリアフリー、ユニバーサルデザインの事例)"等が確認できた。
また、市民や福祉団体、行政などがまちづくりに対して積極的な姿勢を見せ、次のステップとして呉市移動円滑化基本構想を作成するに至った。また、バリアフリーのみでなくユニバーサルデザインの視点にも配慮した。

【2】市民グループによるバリアフリー研究会の発足

「NPO 法人呉サポートセンターくれシェンド」内に位置しており、福祉関係者や市民団体等の市民ボランティアにより構成されている。行政の主催するプロジェクトに参加したり、寄付された電動スクーターを活用して呉ポートピアパークでの貸し出し、バリアフリー研究活動の報告等を行っており、行政や市民との連携を自主的に強化している。

<これまでの主な活動>

平成12年11月 交通バリアフリー法の施行をきっかけに発足
平成12年12月~3月 「みちづくりフォーラム実行委員会」主催の「やさしさマッププロジェクト」に参加
平成13年5月 呉市より、電動スクーターミュースターを貸与される
平成13年7月 「みんなにやさしい商店街づくり研究会」開催。講師:加藤博
平成13年8月 呉市市民生活課主催「キッズボランティアスクール」に参加
平成13年11月~12月 「みんなが楽しめる公園づくり研究会」開催
平成13年11月~12月 呉市荒神町小学校・本通小学校のボランティアの授業に参加
平成14年1月~3月 第5回ひろしま道づくりフォーラム「みんなにやさしいバス研究会」開催
平成14年3月 第5回ひろしま道づくりフォーラム「プロジェクト報告会」開催
平成14年5月 ハーティマップ(中央地区版)作成開始
呉市車椅子九嶺クラブのガイドブック作成に参加
平成14年11月 荒神町小学校、両城中学校と心のバリアフリー推進活動
平成15年3月 第6回ひろしま道づくりフォーラム『プロジェクト報告会』開催
ハーティマップ(中央区版)発行
平成15年7月 ハーティマップ(広・阿賀地区版)作成開始
平成15年9月 障害者ふれあいランドのチラシ配布・バリ研パネル展示
平成16年2月 まちみちのバリアフリー研究会開催

【3】呉市移動円滑化基本構想の作成

法の施行と、市長の積極的な姿勢により、基本構想を作成することを決定した。「基本構想検討委員会(委員長:緒方呉高専助教授)」を設置し、市民などの意見を取り入れながら平成13年8月23日に「呉市移動円滑化基本構想」」を全国で3番目に策定した。

<呉市のバリアフリー化の視点と具体的取り組み>

呉市のバリアフリー化の視点 呉市のバリアフリー化の視点

1.「すべての人を対象とした取り組み」
幅広いレベルの人への配慮やサービスの提供

  • 基本構想作成において市民などから意見を聴取し反映させている。
  • ひろしま道づくりフォーラムプロジェクトへの参加
2.「呉市の特性に応じた取り組み」
交通環境や施設の立地状況等の特性に応じた取り組み
  • JR呉駅にペデストリアンデッキを設置し隣接する施設までの経路を確保
3.「短期間で効果を上げる取り組み」
重点整備地区及びその他の地区との一体的な整備
  • JR呉駅構内及びペデストリアンデッキにエレベーターを設置
4.「心のバリアフリー化への取り組み」
市民全員の理解と協力が不可欠
  • 道路特定事業(案)の作成・意見募集
  • 小、中学校によるバリアフリーの啓発活動

なおJR呉駅構内に設置されたエレベーターは当初一般的なエレベーターを設置する予定であったが、設計時の市民の要望により、ドアをシースルーとし、構造を通り抜け型に変更している。

<市民ニーズによる事業内容の変更>

基本構想策定後、JR広駅周辺の重点整備地区内の事業対象道路(道路特定事業計画(案)では整備優先順位を高めに設定していた)について、周辺住民等が"商店などが多く幅員がせまいため通行しにくい"との意見が挙がっていた。そのような状況を踏まえ国、県、市、公安と基本構想策定委員会の委員及び住民は、対象道路の現況を知るため、現地点検を実施した。その結果、優先順位に関わらず早期の対応が必要と判断され整備を実施した。周辺住民からは喜びの手紙が届くなど反響を得ている。

【4】小・中学校による啓発活動

総合学習の一部として小・中学校に、"バリアフリー研究会"が啓発指導を行った。その後、「整備されたエレベーター周辺には違法駐輪が多く利用しづらいのでは?」「点字ブロックの上に障害物があっては障害を持つ人が利用できない」という生徒の声が数多くあがり、自発的に行政やバリアフリー研究会などと共に啓発活動を行った。

<期日>平成14 年11 月13 日

<参加者>呉市荒神町小学校3年生、両城中学校2年生計99 名、バリアフリー研究会、呉市車椅子九嶺クラブ、中国地域づくり交流会、広島国道工事事務所、広島県、呉警察署、呉市計160 名

<内容>

  1. 呉駅周辺の点字ブロックに「ものを置かないで」というシールを貼る(約50 枚)
  2. 呉駅周辺に設置されたエレベーターに関するアンケート調査
  3. 歩道に駐輪をしないように呼びかけるチラシ配布

【5】「ハーティマップ」の作成

"バリアフリー研究会"では、呉市中央地区の歩道状況、信号機、休憩施設、まちの情報等を整理したハーティマップを作成した。ハーティマップは「夢街道フォーラム(H16.2.21)」のマップコンテストにおいて優秀賞という成績を収めている。

■今後の展開

  • NPO はバリアフリーによる取り組みを報告書としてまとめ、継続的に報告会を行っている。
  • 市民も行政も成果が見えることにより、今後もさらなる意識啓発を図りたい。
  • 小、中学校の総合学習による取り組みを促進したい。
  • 行政によるバックアップのもと、市民や各種団体との協働により呉市の「ハーティマップ(広版)」を作成予定。
  • 観光拠点におけるバリアフリー化に取り組んでいきたい。

■問い合わせ先等

【問い合わせ先】NPO 法人呉サポートセンターくれシェンド | 呉市都市政策部都市計画課

【関連ホームページ】http://www.kuredesign.net/bariken/ | http://www.city.kure.hiroshima.jp/


〔注〕上記資料はブログに載せるためにレイアウト等修正しています。また、写真等が抜けています。

 

8月8日、くれ市民協働センター主催の「キッズボランティアスクール」が開催されました。

バリアフリー研究会は、福祉部門を担当しました。

子供たち11名の参加で、視覚障害の方、高齢者の方、車椅子生活の方たちの、疑似体験をしました。

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視覚障害の方の疑似体験者と介助を体験する子供たち。前後に指導してくださるボランティアの方。

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車いす体験の子供たちが電車に乗り込んでいるところです。

上手にキャスター上げをして車椅子を押しています。








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シニア体験の子供たち、市民センターの職員さんに質問をしているところです。

「高齢者の方に対して、どの様な優しい対策をしていますか」とか聞いているのかな ?











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今日体験したことをマップにまとめて、発表しているところです。

障害を持った人たちやお年寄りの人たちが移動するのに大変なところや、バリアフリー対策のされた優しいところ、まだ対策のされていない悪いところ、色々なことを、敏感に感じたようです。

発表も元気にできました。

2年ぶりのキッズボランティアスクールでしたが、福祉班のほか、国際交流・まちづくり・環境のグループも、夫々に有意義な1日になったようです。

お昼ごはんは、環境グループが作ってくれた「エコカレー」を皆でいただきました。おいしかったと、なかなかの評判でした。

子供さんたちの参加30名、インターン学生、指導に当たってくださったボランティアの方を含めて60名を越すスクールになりました。

ボランティアで指導に当たってくださった方々も、ほんとうにご苦労様でした。